気がついたら老後は間近!

老後、夫と暮らしていけるのかなあ。

猫の退院 抜歯、そして脂肪の塊切除




我が家では2匹の猫を飼っています。14歳のオス「もちくん」は、生後1週間の頃に拾い、自分でミルクとお下の世話をして育てました。
性格が良く、飼いやすい子です。


最近尿量が増え、気になって調べてもらったところ、腎臓が悪くなってきたとのことで、投薬と食事療法が始まりました。
また、以前から指摘されていた上の歯の歯石が、だんだんひどくなってきてついにお手入れをすることに。人間なら簡単な歯の手入れも、猫では全身麻酔となります。


ところが腎臓が悪いと全身麻酔でますます数値が悪くなることがあるそうで、日帰りではなくお泊まりで処置、しかも前泊して点滴で流す?ことになり、二泊三日の入院。
ついでに、2〜三ヶ月前から気になっていた背中のしこり(生検では脂肪とのことだったが、ドクターは不安げな顔)も取ってもらう事になり、大ごと。


猫専用の入院部屋があるとは聞いているけれど、猫にとって病院は怖いところで、飼い主と離れ離れ2泊はかなりストレスになるだろうし、もしかしたらあの世へ行ってしまうこともあるかもしれない。そんな心配があったけれど決断したのは、妹の猫たち18歳兄弟が歯が悪くなりすぎて涎と口臭がひどく何も食べられなくなったという話を聞いたからです。
高齢になればなるほど、全身麻酔は危険が伴う。妹の猫たちは抗生剤を飲ませて一旦回復したものの、年齢もあってなのか、数日後に天国へ行ってしまった。


それを聞いて、歳は取ってきたが元気なのだから、今のうちに処置してもらうべきだと娘が決断。お金まで一部出すと言う。ならば!やはり今か。


夜に入院し、翌日手術と抜歯(歯石取り)。無事に成功の連絡が来て、今日お迎えに行きました。


歯の状態は予想より悪く、上の歯を4本抜歯。一本は折れていて、根元が残っているたのを取ったそう。また、抜いた跡から膿もでてきた場所もあったそう。すでに小さな臼歯は抜けていたとのこと。なんとまあ!
本人は、特に痛そうなそぶりはなかったのに。。。
そして気になっていた背中のしこりは、やはり脂肪だったとのことで、安堵。悪性腫瘍じゃなくてよかった!!


家に帰ってきたもちくん、床に転がってすりすり、娘と私にまとわりつきゴロゴロ、全身で喜びを表してくれました。無事に帰ってきてくれて本当によかった。


事前の検査、手術などで15万ほどとなりました。予想は20万以上だったので、ホッとしました。


家にお金がない中、なんとか手術費を出せるだけの余力がまだあったこと、そのためにバイトまでしてくれた娘、ありがたいことでした。